船橋市児童相談所(船橋市若松2)が7月1日、JR南船橋駅近くに開所した。市立児童相談所の設置は県内で初となり、中核市では全国8カ所目。子どもや家庭への支援を市が一貫して担う体制が始動した。
同所では、18歳未満の子どもや家庭に関する相談に応じるほか、虐待対応や一時保護などを担う。市は地域の関係機関と連携し、子どもの安全と健やかな成長を切れ目なく支援する体制の強化を図る。
同所では、保護者や子ども本人からの相談に加え、近隣住民や学校、医療機関などから寄せられる相談にも対応する。例えば、事情があって子どもと一緒に暮らすことができない、近隣で子どもの泣き声がする、夜遅くまで公園で子どもが一人で遊んでいるなどの場合、地域住民からの連絡や、子ども本人または保護者などからの相談を受け、専門職員が必要な調査や医学的・心理学的な見立てを行い、一人一人の状況に応じた援助方針を策定する。
虐待の疑いがあるケースでは、子どもの安全確保を最優先に対応し、必要に応じて一時保護や関係機関との連携を進める。
同所開設に合わせて、市内在住の18歳未満を対象とした療育手帳の判定業務を同相談所で始めた。これにより、発達や障害に関する相談から判定、支援までを市内で一体的に実施できる体制となった。
里親制度に関する相談も受け付け、子どもや家庭を取り巻くさまざまな課題に対応する拠点としての役割を担う。
開所時間は9時~17時。土曜・日曜・祝日と年末年始は休所。