船橋の山口横丁で40年以上前から営業を続けている老舗和食店「活魚料理・日炉勢」(船橋市本町4、TEL 047-423-6181)が毎週月曜・火曜のみ、「うどん」専門のランチ営業を行っている。
メニューは「肉汁うどん」と「きのこうどん」の2種類のみ(関連画像)
週2日だけのランチ営業を取り仕切っているのは広瀬善一さん(45)。「日炉勢」は広瀬さんの父母が夫婦でのれんを守ってきたが、2年前に全面改装を行った。
13年前に父が他界したのをきっかけに、善一さんは勤めていた外食チェーン企業を退職し厨房に入った。その際、かねて興味があったという「うどん」研究を始め、大和製作所(香川県)で学んだ。その後も独自に研究を重ね、2011年末ごろから週2日限定でのランチ営業で「うどん」の提供を始めた。
香川の代表的なうどんのテイストを守りながら、武蔵野うどん風に仕上げたオリジナルのだしは、昆布、煮干し、メジカ、ウルメ、カツオなど常時6種以上の節を使う。「1年の間にも季節の要素や新しい技術で常にだしを改良し続けてきた」と広瀬さん。
メニューは、「肉汁うどん」「きのこうどん」(以上780 円)の2種類のみ。「武蔵野うどんの店は、ほかでもこのくらいのメニュー数です」と広瀬さんは笑顔を見せる。「2人で経営しているから、あまりメニューが増えすぎると大変」とも。
営業時間は月曜・火曜の11時~14時(うどんが終わり次第終了)。