京成線船橋競馬場駅前の駅ビル2階に炭火焼き鳥・やきとんメーンに提供する「船橋酒場 青空」(船橋市宮本8、,TEL 047-434-3908)がオープンして2カ月がたった。オープン日は6月27日。ららぽーと務めの人や近隣住民中心に客足を伸ばしている。
同店は、二宮中出身の双子の兄弟、内田亮平さん(34)・恭平さん(34)が創業。2人は共にバスケットボール部出身。卒業後の進路は別々だったが8年前に「一緒に地元産の食材を提供する居酒屋を経営しよう」と、どちらからともなく声を掛け準備を始めた。
当時、海上保安庁に勤務していた亮平さんは、イタリアンレストランへ転職。その後、串焼きをメーンに提供する和食店で修業し腕を磨いた。一方、乗馬クラブに勤務していた弟の恭平さんは、和食料理店に転職、修業を重ね腕を磨き今年開店にこぎ着けた。同店は、17坪32席でカウンター5席、小上がりの座敷12席にテーブル席。
野菜は同店から5分ほどの距離にある習志野市谷津の契約農家で購入。畑に直接買い付けに出向くこともしばしば、毎日新鮮な採れたてのものを選んで使用している。
さらに、鶏肉は鳥取県産の「大山鶏」を朝締めしたものを使用。「臭みがほとんどないので生で食べてもおいしい」と、亮平さんは、自信を持って薦める。豚肉は、千葉県産でこれも朝締めのものにこだわって買い付けている。新鮮な肉へのこだわりから「鶏なめろう」(500円)は、同店ならではの一品として人気を呼んでいる。
日本酒も千葉県内の蔵元から仕入れており「寿萬亀(鴨川市)」(560円)、「腰古井(勝浦市)」「梅一輪」(780円)など千葉県産の銘柄をそろえる。