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船橋で「オクトーバーフェスト」、ドイツ捕虜没後100年に向け本格化へ

船橋で初のオクトーバーフェスト開催に向け意気込みを語る大河原さん(関連画像)

船橋で初のオクトーバーフェスト開催に向け意気込みを語る大河原さん(関連画像)

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 船橋駅北口のおまつり広場(船橋市本町7)を会場に10月11日~13日の3日間、船橋で初開催となるビールの祭典「オクトーバーフェスト2013」が行われる。

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主催は、船橋北口商和会。地元のドイツ風居酒屋の老舗として知られる「ダンケシェーン」(本町4)オーナーの大河原さんの協力で開催までこぎ着けた。

 同企画は、船橋で初開催となる「オクトーバーフェスト」を通じてドイツの文化に触れ、その魅力を知ってもらい、地元商店を盛り上げ、新旧住民間での交流のきっかけづくりを目指す。

 第一次世界大戦中にドイツ人捕虜を収容したことで後世に知られるようになった習志野捕虜収容所(習志野市東習志野)で、1918(大正7)年秋から流行した「スペイン風邪」で25人のドイツ捕虜が命を落としたという歴史を背景に、ドイツ人捕虜は船橋市営習志野霊園にまつられ、以来毎年11月に駐日ドイツ武官を迎えた慰霊祭が行われている。2013年はドイツ人捕虜没後95年目となることから、100年目にあたる2018年に「本格的な」オクトーバーフェストの開催を見据え、今年から準備を進めてゆく狙いだ。

 イベントの必要経費を差し引いた利益は東日本大震災の復興支援への寄付に充てられるほか、習志野市の障がい害者福祉施設「あかね園」への寄付に充てられる。

 会場には、特設ステージを設けドイツ音楽「アルプス音楽団」の生バンド演奏が行われるほか、10店の飲食ブースを設営。ドイツビールやソーセージ、ハムなどのドイツを感じさせる飲食を提供する。

5枚つづりのチケット(4,000円)を入り口で購入し、ビールも飲食物もそれぞれチケット1枚で清算できる価格設定とする。

 また、当日の買い物レシートで。ルフトハンザ航空提供のドイツ往復ペアチケットや船橋グランドホテルペア宿泊券、焼き肉やまとのディナー券、ソーセージの詰め合わせなど協賛企業の協力でプレゼントが当たる企画も用意する。

 開催時間は、11日が15時~19時、12日・13日は、11時~19時。

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