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船橋に地場野菜中心の大型直売所-生産者にメールで販売状況通知

19日、プレオープンでにぎわう店内

19日、プレオープンでにぎわう店内

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 ちば東葛農業協同組合(JAちば東葛)が直営する大型直売所「ふなっこ畑」(船橋市行田3)が10月20日、グランドオープンを迎える。

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 7月に閉店したA-Coop行田店を総事業費1億500万円かけ改装リニューアルする形で開く。売り場面積は1035平方メートル。船橋産をはじめとした地元農産物(野菜、果物、花卉、米穀類など)を中心に精肉、加工魚、乳製品、その他一般加工品などを扱い、店名は市民からの公募で決めた。

 「地産池消の拠点として、新鮮で安全、安心な『顔の見える』地場農産物を消費者に直接届けることで、生産者と消費者の交流の場つくりを目指す」とJAちば東葛の担当者。販売する地場農産物には生産者の氏名を記載し、安心をPRする狙いもあるという。

 同所で扱う農産物は、船橋市近郊の約130軒の契約農家が畑から直接持参する。オンラインで販売状況を通知するレジシステムを採用。1日4回、生産者にメールで販売状況を伝え、売れた商品代金を集計し精算する。

 グランドオープン前日の19日にはオープニングセレモニーが行われた。「ふなっこ畑」命名者である石澤ひな子さん(11)もテープカットなどに参加し、名前の由来について「子どもからお年寄りまで幅広い年齢の方に覚えやすく、地元の農産物を扱っている事がわかるように考えた」と話した。

 11時からプレオープンとして店内が開放されると、集まった市民が売り場に殺到。特に船橋産の野菜を取り扱うコーナーに人気が集中した。開店を待つ列の先頭で並んでいた市内東中山に住む山本はるこさん(73)は「今日は9時30分から並んだ。A-coopのころからよく利用していた。地場産の新鮮な野菜を購入できると聞いたのでオープンするのを楽しみにしていた」と話していた。

 営業時間は9時30分~18時。火曜定休。

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