千葉県誕生140年を記念し、JR船橋駅南口から京成船橋競馬場駅までの東経140度を歩くイベントウオーキングイベントが1月14日に開催され、市内外から約100人が参加した。
主催は船橋市の観光ボランティアガイドのメンバーで構成される「ディスカバー船橋実行委員会。誕生140周年を迎えるにあたり、船橋市も東経140度線上にあることから、「日本中心線」と名づけ、市内の名所や旧跡を歩いて巡った。
当日は10時にJR船橋駅南口を出発。駅北口に位置する「船福本店」ではふなばしブランド認定商品の三番瀬海苔(のり)を参加者へ提供。船橋市中央卸売市場駐車場内にある「平将門の松」では船橋公認キャラクター「船えもん」が参加者を迎え、名所のPRに協力した。
そのほかにも海老川「太郎橋」、峰台の「石井坂」、県立船橋高校第2運動場に残る「幻の昭和放水路跡」、弘法大師がつえをついたところから水が湧いたとされる伝説の井戸「真名井」など11カ所を約2時間30分かけて歩いた。参道の石段が140度線と交わる茂呂浅間神社境内では、「日本中心線横断記念証」が参加者に手渡された。
「まだまだ市内には知らない場所があることが再発見できた。これからはウオーキングの時にもっと周りを観察しながら歩いたら楽しそう」と、夏見から参加した60代男性。
千葉県は1873(明治6)年6月15日に木更津県と印旛県が統合して誕生した。今年6月15日から来年6月14日までが140周年にあたる。