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市立船橋高生徒監修、梨スポーツドリンク発売へ-「ふなっしー」公認

ふなっしーが公認した「市立船橋アスリートウォーター」

ふなっしーが公認した「市立船橋アスリートウォーター」

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 船橋東武(本町7)で2月25日、優秀なスポーツ選手を多く輩出していることで全国的に知られている市立船橋高校(船橋市市場4)商業科の生徒がプロデュースしたスポーツドリンク「市立船橋アスリートウォーター」の発表会見が行われた。

会見で商品の説明を行う市立船橋高校商業科の生徒(関連画像)

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 今回の取り組みは同校商業科の授業の一環として行われたもの。実践的な教育を理念に掲げる同校は以前にも、校章のマークを取り付けたハローキティのキーホルダー「市船キティ」をサンリオとのコラボで製作し文化祭で販売したこともある。

 今回は校内での単発販売ではなく一般市場で販売できるもので、スポーツや部活動が盛んな同校ならではの商品をと考えスポーツドリンクに決定した。

 開発販売に携わったのは同校商業科2年の生徒15人と海上雄太教諭。健康企業研究所(東京都文京区)と共同で開発した。同社担当の石川さんと海上教諭は共に同校OBで、野球部の先輩後輩の間柄。

 全校生徒、職員、保護者をはじめ、出身中学やOBのプロスポーツ選手まで2927人にアンケートを行い市場調査から始めた。生徒たちは商品開発、パッケージデザイン、販売促進のためのPOP作りに取り組んだほか、船橋市内での小売店探しなども全て自分たちで行った。「分からないことだらけで本当に大変だったが、すごく充実した取り組みだった。後輩たちにも引き継いでもらって経験してほしい」と企画部担当の古堅はるかさん。

 ドリンクの味は、船橋市でブランド認定している「梨」をイメージした梨風味(1リットル用30グラム×5袋、500円)。成分には、クエン酸と必須アミノ酸BCAAを配合し、「疲労回復と運動後のリカバリーに最適」という。「後味がすっきりとした飲みやすいスポーツドリンクに仕上げるため試行錯誤した」と企画部担当の高橋愛璃さん。

 会見には、ゆるキャラの「ふなっしー」「船えもん」も駆け付けた。「サラッとしていて飲みやすいなっしー。これは必需品なしなー」とふなっしー。船えもんからは「いつも船橋のよいものを探し歩き回っているので疲れた時にぴったり。とてもおいしい」と、それぞれが太鼓判を押した。

 ふなっしーが「ふなっしー公認のなし汁に認定するなっしー」とコメントすると生徒たちは大喜びで、中にはこれまでの苦労を思い出してか涙ぐむ生徒の姿もあった。

 同商品はは既に1万箱を生産。船橋市内の東武百貨店船橋店とスポーツ用品店「スポーツオーソリティ」千葉県内の8店舗で取り扱っている。3月24日には東武百貨店で生徒たちによる販売会も予定。今後、ネット上の販売も予定する。

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