船橋駅を中心に徒歩10分圏内の飲食店を食べ歩く企画「ふなばシル」が9月21日、22日の2日間に渡り開催される。今回は51店舗が参加する。

過去のふなばシルメニューの一例（関連画像）

　同企画は、千葉県内で最初に柏駅周辺の繁華街で行われた食べ歩き企画「ユルベルト」に参加した船橋の街づくりメンバーが「ぜひ船橋でも開催したい」と実行委員会を組織し、運営を開始したもの。

　参加者は、イベント当日までに4枚つづりになったチケットを事前購入。開催日に参加店舗を訪問すると、チケットと引き換えに1ドリンクと1フードがセットになった「ふなばシルメニュー」を食べることができる。

　チケットを購入すると手に入る特製マップに掲載されている参加店を訪問することで、どこの店でも1枚のチケットと引き換えにお試しメニューを楽しむことができるという手軽さから、全国各地で街づくりを手掛ける商工会議所や商工会、商店街などの団体によって開催されている。

　ふなばシルでは地場の食材に焦点を当て、「船橋ならではの食材」や「船橋で生産されている食材」を分かりやすく表示するなどし、地産地消の促進に力を入れている。

　今回は、船橋市の非公認キャラクターで知られるふなっしーの公認ドリンク「船橋カクテル」や、千葉市で行われた「C-1グランプリ」で優勝し千葉県ナンバーワンB級グルメに輝いた「すずきめし」などを提供する店舗も複数参加する。いずれも、船橋産の梨や船橋漁港で捕れたスズキを使うなど、地産地消に力を入れている地元の個人オーナー店舗だ。

　参加店舗はチェーン店ではなく、船橋駅・東船橋駅周辺にある裏路地の個人店やビルの空中店舗にあるバー、高級日本料理店、話題になっているレストランカフェなど「知っているけど入りにくい」や「店があることも知らなかった」「新しく開店した店で気になっていた」などのニーズを満たす店が並ぶ。

　営業時間は店により異なる。チケット料金は4枚つづりで前売り2,900円（当日は1枚800円）。公式ホームページでの事前予約もしくは、公式のぼりや公式ポスターを掲示している参加店舗で購入できる。事前予約の場合は、船橋グランドホテル（船橋市本町7）のフロントで前売り代金と引き換えることができる。

　9月20日にららぽーとTOKYO-BAYとビビット南船橋、船橋港親水公園を会場に行われる「ふなばしハワイアンフェスティバル2014」の会場でも先行してふなばシルチケットが使用可能。40店舗以上で、特製のハワイアンメニューを楽しむことができる。