船橋と東船橋で5月18日に開催されるバル街「ふなばシル!!7th」の前売りチケット販売が間もなく終了する。

過去のふなばシルメニュー（関連画像）

　船橋駅、東船橋駅周辺の飲食店64軒が参加する同企画。チケット1枚と引き換えに、店自慢の一品料理と1ドリンクがセットになった「ふなばシルメニュー」の提供を受けることができる。持ち帰りや飲食店以外の店舗では、ドリンクのサービスがない場合も。

　チケットは、前売り2,900円、当日券3,300円で販売され、1冊あたり100円が東日本大震災の支援金に充てられる。1冊のチケットを複数人で分け合って使用することも可能。イベント当日にチケットを使い切れなくても、開催後1週間の「アトノリ」期間中にチケット1枚を700円の金券として使用できる。

　「ふなばシルメニュー」の選定は各店に一任されているが、それぞれに店の威信を懸けたメニューを用意する。おおむね1,000円～1,500円程度を目安とした商品構成で、参加者がお得感を味わうことができるよう心掛けているという。

　同企画は、参加者が複数の飲食店を回ることで行きつけの個人店を増やし、地域全体が活性化することを目指しており、今回が7回目。参加する店は、そのほとんどが裏通りにある個人店で、大規模チェーン店は参加できない。企画を通じ、飲食店同士が横のつながりを持つことで地域としての集客量を増やそうという考え。同様の取り組みは近隣市でも企画されており、昨年10月には浦安市でも行われた。

　今回はイベントメニューに船橋産食材を使った店舗もパンフレットで紹介。さまざまなジャンルの店舗ならではの地元食材も楽しめるようになっている。「地元の個人店を知っていただき利用機会を増やしていただくための企画。この機会に多くの方に船橋での飲食を楽しんでいただきたい」と実行委員長の山崎健太朗さん（37）。

　開催時間は11時～24時。チケットは参加64店の店頭で販売しており、公式ホームページで予約も可能。問い合わせは実行委員会事務局（TEL 047-421-1777）まで。