船橋駅北口・裏通りのビル2階に中古のエレキギター専門店「Heavy Gauge Guitars(ヘビー・ゲージ・ギターズ)」(船橋市本町5、TEL 047-481-8597)がオープンして3カ月がたった。
「好きなことを仕事にして長く続けていきたい」と笑顔を見せる大城さん(関連画像)
ギター好きや音楽好きを中心に話題を集めている同店。高校1年でギターを始め、現在もバンド活動を通じてギターに親しんでいる大城淳さんが店主を務める。大城さんは、衣料メーカーの営業担当として勤務する傍ら、ギターを続けている中で、メンテナンスやリペアの技術を身に付けたという。
店舗面積は13坪。自身で内装手掛けた店内では、フェンダー系やギブソン系と呼ばれるギターを中心に、少量だがアコースティックギターも取り扱う。在庫は店頭に常時30~40本、倉庫の物と合わせると100本程度を保有しているという。持ち込み買い取りと、委託販売の両方を行っており、持ち込みの場合はその場で現金と引き替える。
会社員として勤務していた大城さんだが「好きなことを仕事にして長く続けていきたい」と一念発起、独立を決意した。富浦出身の大城さんが、創業の地に船橋を選んだのは東邦大学在学中からなじみのあった駅という点、千葉県内トップの乗降客数を誇る船橋駅の可能性に引かれたからだという。
大城さんによると、モーリス社の「トルネード」というギターを生まれて初めて手に入れたのが、船橋駅南口の楽器店だったというのも出店理由の一つという。「駅近くで路上パフォーマンスをしている人たちをはじめ、音楽を楽しむ人たちを盛り上げていきたい」と話す。
営業時間は11時~21時。火曜・水曜・木曜定休(作業日)。