船橋市のたちばな保育園（船橋市前原西2、TEL 047-470-3745）で9月25日、「夕涼み会」前夜祭に熊本県の人気ゆるキャラ「くまモン」が登場し園児たちと触れ合った。

くまモンとふれあった約100人の園児 (関連画像)

当日は園児とその保護者ら約100人が参加。地域交流を図るため、町会や自治会、商店会などのメンバーにも、会場となったきらきら館の2階テラスが特別開放された。

同園の理事長である長野貞春さんは熊本県南阿蘇村出身。2009年に郷土へ約15,000本の桜の苗木を寄贈。現在その桜が見られる熊本県野外劇場アスペクタ一帯は、隠れた桜の名所となっており、くまモンはその恩返しにと、同園を訪れた。この日は熊本県東京事務所の役員も同行し、南阿蘇村の紹介となるパンフレットが配布された。

参加者全員による「くまモーン！」との呼び声でくまモンは登場し、会場は一気に盛り上がりをみせた。くまモンが出すクイズに園児たちは大きな声で答え、事前に練習していた「くまモンタッチ」や「くまモン体操」を、音楽に合わせて一緒に元気よく踊った。

その後、年齢別のグループごとにくまモンと一緒に記念撮影。くまモンは最後に園児たちから花束贈呈を受け取ると感激した様子を見せた。

園長の長野春信さんは「保育園に入れない子どもや悩みを抱えた親御さんたちもたくさんいる。そういった中で、当園は子どもを預かるだけでなく、地域交流も行える拠点となりたい」と話していた。