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船橋市民ミュージカル「ゆにぃ~く&ぴぃ~す」初公演-チケット販売開始

劇団員のメンバー

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 薬円台公民館(船橋市薬円台5、TEL047-469-4535 )で11月23日、船橋市民が中心に設立準備を進めている劇団「ゆにぃ~く&ぴぃ~す」の初公演が行われる。9月中旬から販売を始めたチケットが現在、好調な売れ行きを見せている。

8月にスタッフ説明会が行われた (関連画像)

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劇団の代表は、船橋在住で市民活動などを行っている子育てママのとやまゆかりさん。演出やストーリー、ダンスなどを担当するのは、同じく市内在住の絵本作家でよさこい振付師でもある岡本邦治さん。さらに、歌を指導するのは2008年公開の映画「ポストマン」主題歌を歌っていた歌手の小松優一さん、もちろん船橋出身で在住だ。

 実際にミュージカルに出演するのは市内の小学校で父母の会などに所属する経験豊富な子育てママや、世界中で活躍する総合格闘技のレフェリー島田裕二さんなど21人、全員が素人だという。「ミュージカルの経験はないがダンス経験はある」「歌ならちょっと自信がある」というように、それぞれが自分の得意分野を生かそうと毎週土曜日に中央公民館での稽古に励んでいる。

 演目は「7色のサンタクロース」。岡元さんが船橋市のタウン誌MyFunaに連載中の完全オリジナル作品だ。

 ふさぎ込みや自己中心的、周囲の空気を読めないなどの個性を持った7人のサンタクロースがそれぞれに自分の価値に気付き、お互いの個性を尊重しあい認め合っていくストーリー。

 障害や個人が抱える悩みなどをテーマに作られた同作品の実現に向け、歌や演奏に小松さんの友人が駆け付け、舞台の大道具作りには知的障がい者の作業所を運営するぐらすグループが協力する。公演に関わるスタッフは総勢50人を超え、その全員がボランティア。

 「市民の力でミュージカルを実現させて、将来的には障がい者のミュージカル、赤ちゃんと母親のミュージカルなども実現したい。人と人とが歌と踊りでつながっていく楽しさを幅広く伝えていきたい」と岡元さん。

 チケットは全席指定=1000円。公演は2部制で、午前の部=10時30分~、午後の部=13時~。各回200席。チケットはホームページの申し込みフォームで受け付ける。

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