船橋港親水公園(船橋市浜町2)で10月11日、「第8回御菜浦・三番瀬ふなばし港まつり」が行われた。
三番瀬の保全・再生の促進を目的に開く同イベントは今年で8回目。高根中学校吹奏楽部の演奏を皮切りに、市立船橋高校吹奏楽部のヨサコイ、法田中学校吹奏楽部のマーチングバンド、高野太鼓の演奏など、盛りだくさんの内容で多くの来場者を楽しませた。
チャーターボートによる三番瀬見学会も行われ、来場者は漁船「太平丸」やヨットに乗ってクルージングを楽しんだ。50人ほど乗船が可能な「太平丸」は、約30分のクルージングで、海苔の養殖の様子や三番瀬に浮かぶ貝殻島を見学した。
今回初めて参加したという親子参加者は「小2の息子が三番瀬の絵画コンクールに出品して同イベントを初めて知った。クルージングも最高だし、屋台での食事も楽しみ。三番瀬の海も予想以上にきれいで驚いた」と笑顔を見せていた。
船橋産魚介類や農産品の販売もあり、カレイやアジなどの鮮魚は昼には完売。船橋で全国一の漁獲量を誇るスズキを使った空揚げの販売スースには、長蛇の列ができた。焼きホンビノス貝、焼きそば、落花生などを味わいながら、公園を散歩する来場者の姿も多くみられた。