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船橋市民球場でプロ・アマ野球チャリティーマッチ-雨天の中340人が観覧に

主催の国内海外で活躍する日本人選手で組織された「野球狂の会」メンバー

主催の国内海外で活躍する日本人選手で組織された「野球狂の会」メンバー

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 船橋市運動公園(船橋市夏見台6)内市民球場で11月29日、東日本大震災の復興支援チャリティーマッチが行われた。

当日は野球教室も行われた(関連画像)

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 主催は、国内外で活躍する日本人選手で組織された「野球狂の会」。発起人となったのは、八千代市出身で現在はオーストリアのナショナルリーグで活躍する外野手の田久保賢植さん(30)。卒業後、海外のプロ選手として7カ国でプレー経験を持つ現役プロ選手だ。

 この日は、野球狂の会メンバーの「野球人としてできることで役立とう」という呼び掛けに、20人以上のプロ選手が集結。チームを編成して東京都クラブ春季大会優勝の東京メッツと対戦した。

 入場料の代わりに、使わなくなった野球道具の寄付または募金を受け付けた。寄付された道具は被災地の子どもたちへ贈られ、併せて東北で野球教室を実施する予定。

プレーボール前の演出には、船橋高野太鼓が駆け付け太鼓の音色を響かせた。試合は、雨天のため2回コールドで終了したが、野球教室は予定通り決行。夢を自分の力で実現させた現役プロ選手の技術や練習方法に生で触れた野球少年たちは、興奮した様子で選手らの指導に耳を傾けた。

 観戦に訪れたのは、行田中学校、宮本中学校、前原中学校の野球部と、少年野球チームのエイトマン、船橋リトルのメンバー。観戦者は約320人。野球道具は段ボール4箱分と金属バットやキャッチャー用の防具など数百点が集まったという。

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