船橋大神宮(船橋市宮本5)の駐車場で12月13日、今年最後となる「ふなばし朝市」が行われた。
ひときわにぎわいをみせた「船橋三番瀬の生のり」のブース(関連画像)
船橋市が市内の産品PRと地域の活性化を目的に主催する同市。今年4回目となった当日は天気にも恵まれ、スタート時間の9時には大勢の来場者でにぎわいを見せた。
出店は20店。船橋市が認定している産品ブランド「ふなばしセレクション」のほか、地元の新鮮野菜やシクラメン、スズキの空揚げや焼きホンビノス貝など鮮魚を使った加工品、船橋産の食材を使ったピザや焼きそばなど多くの品を販売。アンケート回答者にみそ汁を振る舞うサービスもあり、温かいみそ汁で一息つく家族連れの姿も見られた。
今回、ひときわ目を引いた、船橋市と船橋漁業協同組合がPRキャンペーンを行った船橋三番瀬の生のりのブース。
のりの収穫期は11月下旬~3月ごろと短く、生のりを食べられるのは産地ならではとあり、「とてもぜいたくな食べ方」だという。「今朝4時に船を出してとってきた新鮮な生のり。三杯酢であえても、おいしいしみそ汁に入れても最高」と漁協関係者。
ほかにも、千葉県「ナンバーワン」といわれるB級グルメ「すずきめし」を開発した飲食店チーム船橋F.B.Cが、からっと揚げたスズキの上に生のり餡(あん)をたっぷりかけた「すずきの生のり餡」を販売。「すずきめしは知っていたが、これは初めて食べた。のりの香りがとてもいい」と来場者からも好評だった。
同メニューは来年1月8日から、船橋駅北口の「和食-場-冠」(船橋市本町5)で限定提供する。そのほか市内の飲食店5店舗でも船橋の生のりを使った創作料理を同日より提供予定。