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ドトール初の試み 船橋駅南口店、ハンドドリップコーヒーが通常メニューに

ハンドドリップコーヒーをそそぐオーナーの梶真佐巳さん。

ハンドドリップコーヒーをそそぐオーナーの梶真佐巳さん。

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 ドトールコーヒーショップ船橋駅南口店(船橋市本町1、TEL 047-460-8522)は現在、同チェーンでは国内初となるハンドドリップコーヒーを提供している。

店舗外観

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 同店は今年2月に国内最大の面積を誇る店舗としてリニューアルオープン。ハンドドリップコーヒーが飲める特別席も設置されたと、コーヒー好きの中でも注目を浴びてきた。

 オーナーの梶真佐巳さんは、国内でも144人、千葉県内でも9人しか取得していない「SCAJアドバンスドコーヒーマイスター」の資格を持つ。特別なカリキュラムで同店スタッフを育成し、常時6人のスタッフがハンドドリップコーヒーを提供できる状況をつくり上げた。

 新たに通常メニューに加わったのは、「ゴールデンモカブレンド」と「モカ」の2種類(共に300円)。国内のドトール店舗では初の試みで、今後も同様のサービスを提供する予定はないという。

 「もともとは地元の焙煎(ばいせん)店だったドトールが、気軽に飲めるコーヒーショップというイメージが定着した。もう一度、当時に立ち返ってゆっくり一杯一杯楽しんでもらうコーヒーを提供できるようにしたかった」と話す梶さん。梶さんがこの構想を思いついてから実現させるまで10年。大企業のチェーン店という動きにくい立場の中、地元の公民館でコーヒーセミナーを100回以上重ね、その実績を本部に認められたことで実現した。

 注文方法は、通常のカウンターでハンドドリップのコーヒーを注文すると、入れたてのコーヒーを席まで届けてくれる。ハンドドリップコーヒーの提供時間は10時~20時。期限は決めず同店独自のグランドメニューとして提供を続けていくという。「機材で入れるだけでは味わえない、風味感と香りを味わっていただきたい」とも。

 営業時間は6時~22時30分。

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