船橋オートレース場(船橋市浜町2)で1月25日、市民に広くモータースポーツを広めようと始まったイベント「ドリームサーキットinふなばし」の2度目の開催が行われた。
同企画は、船橋オートレース場が地域の主婦サークルらと実施。オートレースだけにとどまらず広くモータースポーツ全般の普及を狙って企画している。
会場では、地域の子どもたちを対象に縁日やコーディネーショントレーニング、子ども向けのカート体験コーナーやキッチンカー、地域の主婦によるいも煮なども出店。オートレースの競技車両展示や飛び入り参加歓迎のカラオケステージなども設置され、約500人の来場者がイベントを楽しんだ。
走路を利用した「オートレースバイクをタンデム走行体験してみよう」コーナーでは、オーバルコースをスタッフの運転する実際のレース用バイクに乗って体験。乗車した住民は「オートのレース用バイクに乗ってみたら気持ちが良かった。少しだけオートレース場に対する見方も変わった」と感想を語った。
レンタルカートの乗車は、同種のカート練習場よりも割安感のある料金体系に設定し、レンタルカート場としての存在感も高めていく。「オートレース場の設備は、他のモータースポーツから見ても素晴らしいコンディションのオーバルコース。これをモータースポーツの普及に活用しないのはもったいない」とオートレース場担当者。
今後、レンタルカート事業を継続して行っていき、カートの体験と同時に各種モータースポーツのPRも行っていく予定。レース開催日以外にもコースを積極的に使ったイベントを実施していくという。