鎌ケ谷市のファイターズタウン(鎌ケ谷市中沢)で3月11日、プロ野球オープン戦の北海道日本ハムファイターズ対横浜DeNAベイスターズ戦が行われた。2013年以来、2年ぶりとなった1軍戦の開催。平日にもかかわらず来場者数は約2700人に上った。
同球場は3月7日、球場正面に「FAN’S LOUNGE(ファンズ・ラウンジ)」を新設したばかり。前年度まで球団事務所として使っていたスペースを観客の休憩スペースとして改装。入場料は300円(小学生以上)で、室内では記念品を展示するほか、モニターで試合観戦できるようにする。
ファイターズ先発のマウンドに立ったのは、開幕投手に指名されている大谷翔平投手。初回表、ベイスターズ・桑原将志選手の二塁打や四球などでいきなり満塁のピンチを迎えると、ベイスターズ・井手正太郎選手の犠打で1点の先制を許した。
続く2回表は三者凡退で終えたものの、3回表には桑原選手のソロホームラン、井出選手のタイムリーなどで計3失点、0-4とされた。4回表にも暴投で1点を献上し、大谷投手は4回5失点での降板となった。
5回表、2番手で登板した大塚豊投手はベイスターズ・黒羽根利規選手、関根大気選手らの連続安打で3失点。さらに6回表には3番手・河野秀数投手が関根選手に被弾、0-9とされる。
8回裏、1死3塁からの遊ゴロ間に1点を返すものの、9回裏には5番手・白村明弘投手がベイスターズ・山下幸輝のタイムリーで1失点。1-10と大差での黒星を喫した。