船橋市総合教育センタープラネタリウム館(船橋市東町、TEL 047-422-7732)で3月15日、「プラネタリウムと演劇のコラボレーション」と題して御滝中学校演劇部が「希望の星」を上演した。
プロジェクターを効果的に使用し公演した御滝中演劇部(関連画像)
同公演は2014年度冬の発表会で上演した「希望の星」で、関東大会出場の切符を手にしたことを記念し行われたもの。大会前、同作品を演じるにあたり胴部顧問の戸澤教諭と部員がプラネタリウム館の一般上映を観覧したことが縁でコラボ上演が実現した。プラネタリウム館で演劇上演は初の試みだという。
プロジェクターに星座や原子爆弾の写真などを投影しプラネタリウムの星とリンクさせ、音響を効果的に使い、各シーンを創り上げた。
同作品を「臣附技人」のペンネームで書いた同教諭は「あかりという主人公を通して、『宇宙の健康』というテーマ、つまりは宇宙の平和を守るためにどうすべきかを考える内容になっている」と話す。
観劇した行田中学校2年の男子生徒は「声がよく通って素晴らしかった」と話し、「シナリオが面白くて引き込まれた」と市内在住の50代女性も笑顔を見せた。