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船橋「ファーマーズバースパイス」改装-新鮮な自家農園の野菜メニュー提供

船橋市出身のオーナー塩入利之さん。

船橋市出身のオーナー塩入利之さん。

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 船橋駅南口近く、本町通り沿いの「Farmer's Bar Spice」(船橋市本町2、TEL 047-432-2525)が2月1日、リニューアルオープンした。

ガラスと木材を多く使い明るい雰囲気へと仕上げた店内(関連画像)

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 6月で8周年を迎える同店。もともとワインバーのイメージが強かったが、「より多くのお客さまに新鮮な食材を用いた料理やドリンクを味わってほしい」という思いから、リニューアルを決めた。

 船橋市出身のオーナー塩入利之さんは友人の紹介で「アクアポニックス」という農法を知り、その魅力にどんどんはまっていったという。同農法は、土を使わず水産養殖と水栽培を利用した水耕栽培のことで、より安全な野菜を生産することができるとされている。「毎朝農園に行き、野菜を収穫している」と話す。

 入り口付近に木とガラスを多く使用し、白い壁と木のコントラストで柔らかい印象を出した。店舗面積は15坪。席数はカウンター8席、テーブル14席。バーの雰囲気も残しつつ、食事もゆっくりと楽しめる空間を提供する。

 ランチメニューは、カレーセットとピタパンセット(以上1,000円)の2種類。いずれも朝採り野菜のサラダボールとしょうがスープが付く。カレーセットは野菜、ひよこ豆、キノコ、チキンの4種類を用意する。

 ディナーは、キノコ、ナッツなどを入れたベジアンチョビオイルを使用した「根菜のアヒージョ」(780円)や、「ダチョウのタリアータ」(980円)、「イベリコ豚と野菜のしゃぶしゃぶ」(1,900円)などを提供。いずれもヘルシーだと女性客から好評だという。

 話題のコールドプレスジュースもメニューに取り入れている。低速回転のジューサーでゆっくりと圧をかけながら搾るため、素材本来のおいしさや栄養素が損なわれにくいといわれている。「ファーマーズスペシャル」(350ミリリットル、900円)は小松菜やリンゴ、にんじん、白菜、しょうがなど10種類以上の野菜入り。「少し高めだが、800グラムくらいの野菜が入っているので健康に良い」と塩入さん。テークアウトにも対応し、今後はネット販売も行う予定。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時~24時(土曜・日曜・祝日は11時30分~24時)。月曜定休。

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