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東中山駅前郵便局で「立体錯覚アート展」 町会のラジオ体操から発展

 地域住民が制作した作品の展示会「東中山町会の皆さんの工作発表会 立体錯視アート」が、 京成本線東中山駅近くの東中山駅前郵便局(船橋市東中山2)で9月11日まで開かれている。

 同展示では、東中山町会のラジオ体操に参加した子どもや大人らによる作品約10点を展示。開催の背景には、約30年前に始まった地域の緑地保全活動と、そこから育まれてきた住民交流があり、その活動の一つでもある夏休み中の「ラジオ体操」がきっかけとなったという。

同保存会の発足の発端は1998(平成10)年。東中山地区で斜面林を伐採してマンションを建設する計画が発表され、東中山2丁目緑地内の樹木が無断で大量伐採された際、市から緑地保全への協力要請を受けた東中山町会1組が「赤土山保存会」を結成した。

 保存会は草刈りや清掃を続ける一方、作業後のお茶会などを通して住民同士の交流を深めてきた。2018(平成30 )年には子どもたちの声を受け、夏休みのラジオ体操やハロウィーンパレードも開始。コロナ禍で一時休止したラジオ体操は2023年に復活し、2025年からは東中山町会1組の行事として続いている。

 現在は町会役員、民生委員、マンション建設問題協議会、赤土山保存会のメンバーらが「赤土山ラジオ体操実行委員会」を組織する。今夏のラジオ体操には子どもから大人まで1日当たり20~30人が参加していた。その中に、東中山駅前郵便局の局長・石本貴洋さん、「錯覚アート」の研究を続けている明治大学・先端数理科学インスティテュートの教授・杉原厚吉さんの姿もあった。

 そこで、ラジオ体操で集まったメンバー向けに「錯覚アート」の教授・杉原さんによる工作ワークショップを夏休み中に開くことになり、ワークショップを開催。杉原さんが作った工作キットも配布した。8月30日には完成した約20点の完成品が集まり、メンバーがそれぞれの作品について発表も行った。

 これを「もっと多くの人に見てもらえたら」と話していたところ、ラジオ体操メンバーでもあった同郵便局長の石本さんが局内の一部スペースを展示用に特別に提供。子どもたちが作った一部の作品は夏休みの自由研究として学校に提出したため作品点数は減ったものの、8月31日には展示を始め、参加者が工作した立体錯視アートを地域に披露する作品展へと活動が広がった。

営業時間は9時~12時30分、13時30分~17時。

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