JR船橋駅北口から徒歩3分ほどの場所にある天沼弁天池公園(船橋市本町7)で8月23日、「第4回天沼祭」が開かれた。地元飲食店経営者で構成する組織「マキオザビー」が運営の中心となり、飲食店による屋台や、縁日、アームレスリング大会、盆踊りなどを展開し、会場は多くの人でにぎわった。
地元飲食店が出店し、それぞれが屋台メニューを提供した=船橋駅北口・天沼公園で「天沼祭」 市内飲食店が出店する屋台などでにぎわう
天沼祭は、コロナ禍で影響を受けた船橋の飲食店を盛り上げようと2023年に始まった。市内飲食店による屋台のほか、今回は船橋をホストエリアとするラグビーチーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」も参加し、「トライ体験ブース」やスピアーズのファン向けイベントでも人気となっている企画「プロップ満員電車」も行った。
実行委員会代表の小池朋之さんは「今回、クボタスピアーズも参加していただき、スピアーズを応援する意味も込めて、われわれスタッフのTシャツやオリジナルタオルなども、全てスピアーズのチームカラーであるオレンジで統一した」と話す。
噴水広場には特設ステージ、縁日コーナーを設けた。アームレスリング大会も行い、白熱したバトルが繰り広げられた。
船橋市内で飲食店を営む俳優・石田純一さんはゲストとして登場し、トークショーを実施。ダンスチームによるパフォーマンス、船橋のアイドル「himawari(船橋)」や「sasanqua(船橋)」の音楽ライブステージ、船橋出身のアーティスト・濵津美穂さんなどによる弾き語りなどもステージプログラムに盛り込まれた。
17時ごろには特に人が多く集まり、来場者が空きスペースにレジャーシートを広げ、購入したフードやドリンクを楽しむ様子も見られた。
天沼公園のグラウンド側に作られた「やぐらステージ」では和太鼓演奏や書道パフォーマンス、ばか面踊りなども披露された。
小池さんは「『船橋の仲間が一つになれるものを作りたい』という思いがあったので、この祭りに盆踊りは欠かせない」と話し、この祭りで一緒に盆踊りで盛り上げたいと共感した「若松踊り同好会」と「東(あずま)会」の協力を得て盆踊りを続けている。
「令和の盆踊り」タイムになると小池さんもやぐらに立ち、マイクを片手に音頭を取りながら会場を盛り上げた。「大人も子どもも、知っている人も知らない人も関係なく、ただ楽しい気持ちで一緒に踊れる。それが昔から続いてきた盆踊りという文化の素晴らしさ。みんなが幸せになることが祭りの最大の目的」
「この祭りを毎年続けていくことに意味がある。地域にしっかり根付かせ、今の子どもたちが大人になったとき、夏の思い出の中に天沼祭が残っていてほしい」と期待を寄せる。