八千代の地域交流施設「52間の縁側」(八千代市米本)にカフェ「PUKU(プク)八千代店」がオープンして、8月5日で1カ月がたった。
開放的なデザインの「52間の縁側」=八千代「52間の縁側」にカフェ「PUKU」 自家焙煎コーヒーやカレー提供
常設店を持たず、佐倉市を拠点として自家焙煎(ばいせん)コーヒー「かのん」を営む栗山知佳子さんが7月から同施設の店頭に立ち、自家焙煎コーヒーやカレーなどを提供する形でオープンした。木造建築ならではの開放的な空間を生かし、地域住民がゆったりと過ごせる場を目指す。
グッドデザイン大賞、JIA日本建築大賞、日本建築学会賞の3つの建築賞を受賞した「52間の縁側」への出店を佐倉のまちづくりに携わる鳥海孝範さんが打診され、栗山さんとパートナーシップを組む形で出店した。
栗山さんは佐倉市内で約6年間カフェを営業した後、近年は自家焙煎コーヒー豆の販売を中心に活動していた。「もう自分で店をやるとは思っていなかった」と振り返る一方、「鳥海さんについていくつもりだったら大丈夫だと思った」とオファーを受け入れた。
店では栗山さんが焙煎したコーヒーを提供するほか、鳥海さんが経営する「PUKU」のカレーとサラダのセットを用意。ワンオペレーションを想定し、メニューを絞ってスタートした。
栗山さんは2015(平成27)年から焙煎を仕事とし、会社員生活を経てコーヒーの道へ進んだ。現在もイベント出店やコーヒー豆販売も続けている。
「SNSを見て来るだけではなく、『あそこはいい場所だった』と誰かから口コミで聞いて訪れてもらえる場所になれればうれしい。一人でゆっくりコーヒーを飲みながら、本を読んだり、外を眺めたりする時間を過ごしてほしい」と話す。「思いがけずインフルエンサーの方々に取り上げていただいたので、オープン直後から想定以上に忙しくて驚いている」とも。
営業は日曜・火曜・水曜の11時30分~15時。