オルタナティブスクール「ライクスクール」が現在、船橋市内で11月の開校を目指して準備を進めている。小学3年から約6年間の不登校を経験した「I like」代表の関口桃子さんが、父・太郎さんと立ち上げる学校で、「好きなこと」を学びの入り口にする。
ライクスクール体験会の様子=船橋にオルタナティブスクール「ライクスクール」
小学生~高校生を対象に、ゲームやアニメ、ものづくりなど、子ども自身の「好き」を掘り下げながら学びにつなげることを目指す同施設。一般的な「先生」は置かず、スタッフやファシリテーターが対話を通して興味を深めるという。関口さん自身もアニメをきっかけに文豪の作品や哲学書へ興味を広げた経験があり、「好きなことからでも学んでいけると気付いた」と振り返る。
現在、クラウドファンディング(CF)サイト「For Good」で開校に向けて協力を呼びかけている。当初目標の150万円を達成し、現在はネクストゴールとして300万円を目指している。8月20日確認時点では支援総額203万円超で、支援者は117人。関口さんらは「金額だけでなく、活動を知り応援する人を増やすことを重視し、支援者300人を目標にしている。集まった資金は開校に必要な家具や備品などに充てる予定」と話す。
リターンには、活動報告のほか、支援額に応じて開校後の利用や対話セッション、仕事や得意分野を子どもたちに伝える「共創サポーター」などを用意する。関口さんは「一番の目標は認知を広げ、応援したいと思ってくれる人を300人集めること」と話す。
開校後は公立学校や通信制高校などとの併用も想定し、子どもがそれぞれの状況に合わせて学ぶ場所を選べる環境を目指しているという。現在は開校に向け、参加する子どもたちと「どんな学校にしたいか」を話し合い、家具や空間づくりについても検討している。利用料金は1日3,000円。毎日利用する場合の月額プラン(月額3万円程度)も検討している。
CFは9月30日まで。