ふなばしアンデルセン公園北ゲートの近くにある「JAいちかわ 船橋梨選果場」(船橋市豊富町)で7月24日、「船橋のなし」の今シーズン初出荷を迎えた。
出荷されていく「船橋のなし」=「船橋のなし」今シーズン初出荷 今年は雨に恵まれ大玉傾向に
同選果場には船橋市北西部を中心とした梨生産者の梨が集まり、地域の農家たちが共同で選別を行い、梨を出荷する。
今年は4月の梨の花の開花時期が例年よりやや早かったことから、収穫も例年よりやや早いペースで進んでいるという。
千葉県農業普及員の山口大倫さんは「今年の春先はとても暖かったため,
例年よりも梨の成長が早い」と話す。今年は開花後の天候にも恵まれ、適度な降雨があったことで「例年より大きな玉に育っている」とも続ける。
一方、夏場の高温や資材価格の高騰に加え、人件費などの経費も年々増加していることから、生産コストは上昇傾向にある。それでも「一年かけて育てた梨を、多くの人においしく食べてもらいたいと、生産者は収穫作業に励んでいる」と山口さんは話す。
収穫が始まっている品種「幸水」は、みずみずしく、甘みが強い人気の品種。今後は「豊水」や「かおり」「王秋」「あきづき」など品種が順次切り替わり、夏だけでなく、秋までの長い期間、「船橋のなし」を楽しむことができる。
船橋市内の梨農家では、市場出荷だけでなく直売にも力を入れている農家も多く、農園ごとに栽培する品種や収穫時期は異なる。