ふなばし百景コンクール実行委員会は現在、船橋の景色をテーマとしたイラストや絵画、写真作品を募集している。
「『5年前にここに何があったっけ?』と、思い出すことができないような身近な日常風景を形にとらわれず残していくことができたら」という思いで始まった同コンクールは、今回で3回目。毎年、入選作品を1冊の本にまとめて出版し、作品を地域活性化に結び付ける活動を行っている。
集まった作品の中から、3人の審査委員が協議の上、入選作品を選出する。今年の審査員は、イラストレーターの佐々木伍郎さん、船橋市写真連盟会長の神保君雄さん、現代美術家の秦平さん。
最優秀賞、優秀賞などのおよそ10作品は11月21日~22日、勤労市民センター1階の展示室に飾られる。「ふとした日常的な風景を後世に残すことは大切なこと」と話すのは、同実行委員会の木川悦子さん。「いろいろな世代の人の表現で、それぞれの視点での街の風景が集まれば」とも。
応募は1人1点。船橋市外からの応募も可能。絵画部門と写真部門で募集する。立体作品や連作は不可。規定サイズなどの詳細、応募先はウェブサイトで確認できる。締め切りは9月30日。