東船橋駅(船橋市東船橋2)周辺で10月17日、「ひがふなフェスタ」が開催された。
小学生の父親たちでつくる「おやじの会」やPTAと共に活動し意気投合したメンバーで企画した同イベント。東船橋駅が来年、開設35周年を迎えることから、駅前の居酒屋などで食事をしながら街づくりを語り、今年をプレイベントと位置付けた
同イベントは東船橋駅周辺の飲食店、医院、不動産会社、千葉ロッテマリーンズ、ジェフ千葉市原、千葉ジェッツ、東船橋駅を使う市立船橋高校や各小中学校を巻き込み盛大なイベントとなった。主催者発表によるこの日の来場者数は5000人。
南口ロータリーに隣接する道路を通行止めにして起震車も設置。近隣の駐車場に特設ステージを設営し、コインパーキングエリアに模擬店やアトラクションブースを開設した。
それぞれの出店者が「東船橋駅を盛り上げたい」という実行委員会メンバーの情熱に打たれ、損益を考えず、来場者を楽しませようとブースの運営に創意工夫を凝らしたという。駅ロータリーに隣接する店舗でもセールを実施するなど、駅南口が一体となって盛り上がりを見せた。
同実行委員会の別府さんは「正直こんなにたくさんの人が来てくれるなんて想像していなかった。朝の設営時に雨が降っていたので心配したが、開会前に雨がやんだのでホッとした」と笑顔を見せる。
「来年のイベント本番ではロータリー内を通行止めにし、駅の南北が一体となった商店会の開設も検討している。まだまだやることがたくさんある。今後も来年の35周年に向けた実行委員会という名の「飲み会」を定期的に開催する。地域を盛り上げる話をさかなに、熱い議論を交わしていきたい」と意気込む。