昨年船橋地区の法政大学卒業生の親睦・交流と地域貢献を目的に発足した「法政大学船橋校友会」が2月20日、これを記念した事業として異業種交流基調講演「元気な会社はココが違う」を船橋市中央公民館(船橋市本町2)で行った。
講演したのは同大大学院政策創造研究科の坂本光司教授。坂本教授は「日本で一番大切にしたい会社」の著者で、「人を大切にする経営学会」会長。専門は経営学で、地域経済論や中小企業論をメーンに研究。全国7500社の企業を訪問・調査するなどして、フィールドワークやケーススタディーを多く取り入れた研究を行っている。
今回の基調講演は「法政大学船橋校友会」発足を記念したもので、坂本教授のゼミ生や法政大学卒業生、一般の経営者など100人ほどが参加し、講演に耳を傾けた。講演では、坂本教授がこれまでの研究から導き出した「元気な会社の共通項」12項目の指標を紹介した。
講演に続く2部では坂本教授と船橋商工会議所の伊藤賢二会頭、時事通信社千葉支局の吉見日出夫さんの3人による意見交換も行われた。