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船橋東武に肉専門店「黒毛和牛 腰塚」 県内初出店の高級ブランド

メニューの一部

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 近年の肉ブームに乗り、高級肉専門店として新宿と自由ヶ丘に店舗を構える「腰塚」ブランドの「ハンバーグ&ステーキ黒毛和牛 腰塚」が7月15日、東京以外では初めて東武百貨店船橋店(船橋市本町7、TEL 047-460-8677)レストラン街にオープンした。

店内の様子

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 同店は、パスタチェーンの「五右衛門」や「星乃珈琲(コーヒー)」などを経営する「日本レストランシステム」(東京都渋谷区)が経営するブランドの一つ。食肉市場で精肉仲卸業を営む関連会社「腰塚」などの仲卸数社と契約し、産地から商社を通さずに国産黒毛和牛を仕入れているのが特徴。店舗面積は約35坪、席数はテーブル10卓28席。

 「仲卸から直接買い付けるので鮮度が違う」と、立ち上げ時のスタッフ教育や仕込みを担当する本部スタッフの水井忠史さん。「腰塚の前に当社が運営するカレーチェーンが入居していた関係で今回出店させていただくことになった。ハイクラスな顧客を対象としているブランドなので東武さんに出店できてよかった」とも。

 同店が主力にしているのは肉の繊維を手でほぐし塩漬けにして蒸し上げ、融点が低く肉の甘みがある和牛の乳脂部分を使った「コンビーフ」と、牛肉100%でつなぎを使わない手ごねの「タルタルハンバーグ」、店内で仕込んでいる「ローストビーフ」、肉のうま味を生かした「ステーキ」の4種類。

 同店のコンビーフのファンで本店まで買い求めに行くこともしばしばという、船橋東武のレストラン責任者の野口文彦さんは「自分が『腰塚』ブランドのファンだったので、ぜひ出店してほしかった」と喜ぶ。

 ローストビーフは船橋店だけの限定メニューで、他店では提供していない。「この店の売りはあくまでコンビーフとタルタルハンバーグ、ローストビーフで、ステーキはおまけのようなもの。とはいえ肉に自信があるので、ステーキもうまい」と水井さんは自信をのぞかせる。

 営業時間、定休日は船橋東武に準じる。

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