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西武船橋店で「珈琲フェス」 専門店7店が主催、船橋をコーヒータウンに

「船橋コーヒータウン化計画」のメンバー(中央=梶さん)

「船橋コーヒータウン化計画」のメンバー(中央=梶さん)

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 西武百貨店船橋店(船橋市本町1)1階入り口コンコースで10月22日、船橋市内のコーヒー専門店7店舗が集まって合同試飲会などを行う「船橋珈琲(コーヒー)フェスティバル」が開催される

メンバー3人と松戸徹市長

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 主催は、市内のコーヒー専門店で組織する「船橋コーヒータウン化計画」。10月3日、同計画のメンバー3人が船橋市役所を訪れ、松戸徹市長にコーヒーを振る舞った。

 代表の梶(かじ)真佐巳さん(39)は「実は船橋はコーヒーの街。キーコーヒーやドトールといった日本を代表するコーヒー会社の工場があり、ユニマットのオーナーも船橋市の出身。コーヒーととても縁深い街」とイベント開催の背景について話す。

 梶さんによると、2年前、清澄白河にスペシャルティコーヒーのブルーボトルコーヒーがオープンし、一杯ずつ豆を引いて丁寧に入れるコーヒー文化が流行してきたという。現在のブームでは酸味の強いコーヒーを飲ませるのが主流。「甘味や苦みといった総合的な味を僕たちのイベントで紹介していきたい」と意気込みを見せる。

 イベントは、7店舗が持ち寄った自慢の豆を焙煎(ばいせん)し30ccの試飲カップで提供する「飲み比べ」と、店主がコーヒーを語る「珈琲(コーヒー)セミナー」で構成する。

 セミナーでは、各店のオーナーが「究極のペーパードリップ」「今、注目のエアロプレス抽出」「コーヒーデビュー」「ペーパーでネルドリップ」など6つのカテゴリーで、それぞれ得意の分野からコーヒーを熱く語る。

 飲み比べでは、事前販売している限定500枚のチケットと引き換えに10時~12時に試飲を実施。全店のコーヒーを飲んで気に入った2店にシールを貼り、今年のチャンピオンを決めるという趣向も。

 「今回出場する7店舗のオーナーは年齢も近く、僕の店を除くとオープンして5年未満の新進気鋭の店ばかり。それぞれの店がこだわった焙煎方法や抽出方法でコーヒーを入れている。船橋を代表するコーヒー店を集めた」と梶さん。「初心者からマニアまで、またコーヒーにネガティブな印象を持っている方まで、みんなが楽しめる企画にした」とも。

 開催時間は10時~17時。試飲チケットは10時~12時の時間限定。コーヒーの試飲チケットは参加各店とホームページで販売している。

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