船橋市西図書館(船橋市西船1、TEL 047-431-4385)が10月21日、リニューアルオープンする。
「暮らしの中にある図書館」「『調べると学ぶ』を応援する図書館」を目指す同館。「暮らしの中にある図書館」では、火曜~金曜は20時まで開館時間を延長。平日でも利用しやすく、駅から近いこともあり仕事帰りにも気軽に立ち寄れる利便性が特徴。
「『調べると学ぶ』を応援する図書館」では、多目的室での講演会やセミナー、上映会などが可能。実習コーナーの設置や郷土資料室近くのギャラリーでは、所蔵している浮世絵などの展示を予定している。「市民の皆さんに、できるだけ本物を見ていただけるようにしたい」と職員の柴山さん。
鉄筋コンクリート造りで地上3階建てに地下室が備わる。1階は児童書がメインで、総合カウンターをはじめ、おはなし室や休憩コーナーを設置。2階は郷土資料室やギャラリーがあり、新聞・雑誌・新書などのコーナーが中心となる。3階は一般書フロアで、総合案内カウンターや多目的室、学習コーナー、インターネットコーナーなどを設けた。
地下の閉架書庫には約10万冊の蔵書を収納、14万1000冊まで収納可能。除湿器4台を備え、常時温度20度前後・湿度50度前後を保っている。
市内で初めて導入する「予約本受取スペース」では、1階入り口のスペースで予約本の受け取りをセルフ化した。利用者が予約した図書館資料を棚から受け取り、自動貸出機を使って借りることができるようにした。
リニューアルオープンする10月21日は、9時から式典が、9時30分から開館イベントを行う。開館イベントでは図書館見学ツアー、開館記念おはなし会、医療講演会や医療相談、ライブラリーシアター、各種展示などを行う。開館イベントは予約不要だが、当日、整理券を配布する。