船橋市民文化ホール近くに10月14日、韓国料理・焼肉「韓流亭」(船橋市本町2、TEL 047-404-3908)がオープンした。
店主は韓国出身のキム・ホンヒル夫婦。キム夫婦は20年前に来日し、羽田空港やパルコなどの韓国料理店で働きながら、いつか自分たちの店を日本で持ちたいという思いを抱いていた。船橋在住の知り合いから同物件の紹介を受け、長年の夢だった韓国料理店を開いた。
店舗面積は13坪で、席数はテーブル席24席。店名には日本人にもなじみのある「韓流」の2文字を使い分かりやすさを強調。「清潔感があって明るいイメージにしたかった」という店内は、茶色の木目とレンガ調の壁紙を使い、ゆっくりくつろげる空間に仕上げた。
キムチやナムルのほか、焼き肉のタレやドレッシングまで自家製にこだわる。唐辛子や朝鮮ニンジンなどの食材は、農業を営むキムさんの実家から送ってもらったものを使い、本場の味に近づけている。
ランチメニューは「半鶏湯」(1,080円)、「ユッケジャン」(950円)、鉄板で提供する「プルコギ鉄板焼き」(1,050円)、「チーズダッカルビ」(950円)など約15種類。ランチにはライス、おかず3品、サラダ、スープがセットになる。
ディナーメニューではカルビ(950円)、タン塩(980円)、サンチュやサラダがセットになった「サムギョプサルセット」(1,480円)、チョレギサラダ(750円)、ナムル盛り(850円)などの単品メニューのほか、宴会コース(2,500円、3,000円、3,500円)も用意する。
焼き肉は、テーブルにセットされた韓国から取り寄せた鉄板で焼くスタイル。「鉄板だと熱の伝わり方がいいので、おいしく焼ける」とキムさん。「本場の韓国料理をぜひ味わってほしい」と笑顔で話す。
営業時間は11時~15時、17時~23時。日曜は夜のみ営業。