船橋市の北習志野駅近くに11月15日、カラオケカフェ「CANCION(カンシオン)」(船橋市習志野台3)がオープンした。
店主は音楽家の鳥居明美さん。鳥居さんは千葉県内各所で音楽教室を運営するほか、公民館などで練習するカラオケサークルから講師として呼ばれレッスンを行ったりしている。
市内では高根公団駅近くに拠点を持ち、カラオケ教室や飲食店経営などを手掛けてきたが、北習志野駅からほど近い同所の居抜き物件に出合い、「多くの人が集える場所」としてピアノのあるカラオケカフェを開いた。
店舗面積は約20坪。カウンター7席を含め25席ほどを用意する。
店名の由来はスペイン語の「歌」。日本語で「感謝」に発音が似ていることから「カンシオンが言いにくかったら感謝と覚えて」と鳥居さん。既に鳥居さんのカラオケ教室の生徒たちにはテスト的にオープンしており、これまでの利用者の多くが50代後半からの男女。圧倒的に女性の比率が高いという。
シェフは、鳥居さんが担当する君津のカラオケ教室の生徒で、横浜インターコンチネンタルホテルの元宴会担当シェフが就任。ランチメニューのほか、貸し切り宴会コース料理も担当する。コースは3,000円~4,000円で、10人程度から受け付けている。
「ランチだけ食べに来ていただいてもオーケー。カラオケを歌いたくなったら気軽にどうぞ」と鳥居さん。ランチメニューは1000円で適宜変更になるが、ハンバーグステーキセット、チキンカレーセット、スパゲティミートソースセット(以上、スープ、ミニサラダ付き)などを提供する予定だ。
営業日は、月曜・木曜=カラオケ教室、火曜・水曜・金曜=カラオケカフェ。カラオケカフェの営業時間は11時30分~16時(利用料1,000円、ランチは14時まで)。原則として土曜・日曜は予約貸切。