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ふなばしアンデルセン公園で金属造形の「METAL」、金属の質感を生かした生き物

造形作家の古田航也さん(左)と藤田有紀さん (右)

造形作家の古田航也さん(左)と藤田有紀さん (右)

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 ふなばしアンデルセン公園内(船橋市金堀町、TEL 047-457-6627)の「子ども美術館」で現在、金属造形の企画展「METAL」が開かれている。

作品の一部

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 企画展に参加している造形作家の藤田有紀さんと古田航也さんよる「ものがたりを紡ぐいきもの」と「LIFE可動する金属動物」も同時開催。2人は金沢美術工芸大学の出身で金沢市在住。

 藤田さんは、銅板をベースにスズや真ちゅうを使って作品を制作する作家で、自身が思い描く空想世界の生き物を具現化する。その生き物の物語や背景に肉付けしていくことで実体化させる。今回は、「ドラゴン」「チビサタン」「まおうさま」など「ちょっとメルヘンでかわいらしい」世界観を作品化したという。

 古田さんは、実在する絶滅危惧種などの生き物を関節の可動部分なども含めてリアルに銅や真ちゅう、銀などのメタルで再現。江戸時代の「自在置物」という分野を掘り下げ、表皮の感じまでリアルに再現することで、まるで生きているかのような迫力が特徴。「人間のせいで絶滅寸前になっている生き物たちの反乱を形にした」と、動物には武装兵器や防具を装着する。

 1月29日には、「とかして・のばして・たたいて・おもしろい“かたち”つくろう」と題したワークショップを開催。10時30分~12時30分、13時30分~15時30分の2回。定員は各回10人。小学生以上を対象とし4年生以下は保護者の同伴が必要。参加費は500円。

 企画展の開催時間は9時30分~16時(最終日は15時まで)。月曜休館。ふなばしアンデルセン公園の入園料は、大人=900円、高校生=600円、小中学生=200円、幼児(4歳以上)=100円。2月12日まで。

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