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船橋市出身のアイルランド演奏家が市長を表敬 伝統音楽コンクールでアジア人初3位

豊田耕三さん (左)と、松戸徹船橋市長(右)

豊田耕三さん (左)と、松戸徹船橋市長(右)

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 船橋市出身・在住のアイルランド音楽演奏家・豊田耕三さん(35)が12月13日、「オール・アイランド・フラー・キョール2016」でアジア人初の3位に入賞したことを報告するため、船橋市役所(船橋市湊町2)を訪れた。

アイリッシュフルートを演奏する豊田さん

 「オール・アイランド・フラー・キョール2016」は、毎年8月にアイルランド島内で開催されるアイルランド伝統音楽のコンクール。本選に出場するためには予選や事前審査などを通過する必要があり、世界各地のアイルランド音楽家協会支部で予選が開催され、日本支部では今年初めてアイルランドから審査員を招いて予選が開催された。

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 豊田さんは三山中学校時代に初めてトランペットを始め、県立千葉高校時代もオーケストラ部でトランペットを吹いていた。中学時代や高校時代に、近くの他校が全国大会に出場していたことから、「指導者の力量で音楽教育というのは差が出るものなんだ。面白い」と思い、音楽教育を学ぶために東京芸術大学に進学した。

 音楽に関するあらゆることを学ぶ中で音楽民俗学に出会い、大学4年のときにアイルランド音楽を始めたという。現在はアイリッシュフルートやティン・ホイッスル奏者として幅広く活躍。テレビ番組のテーマ曲の提供や、アイルランド大使館公邸で皇后陛下の御前で演奏したことも。

 「5、6年前から地元・三山のおはやしにも参加している。自分が育った場所の音楽なので、自然に受け入れることができ、アイルランドの楽器を演奏する時とはまた違った感覚で面白い。こういった民族音楽も次世代に残していきたい」と豊田さん。

 豊田さんがアイリッシュフルートとティン・ホイッスルの演奏を披露すると、松戸市長は「映画などいろいろなところで聞いたことがある音色。アジア人初の受賞、本当に素晴らしい。これからのさらなる活躍を期待」と話した。

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