船橋市は現在、千葉県千葉市と連携して「冬の東京湾クルーズ」を運航している。

　同企画は、地方創生の取り組みの一環で東京湾の魅力を海上から楽しむ新しい観光の創出を提案するもの。日本旅行千葉支店（千葉市)と連携し、旅客船運航実証実験も兼ねている。今年8月に行われた夏期運航分と合わせて利用実績や利用者アンケートなどを分析することで、旅行ニーズが多様化する東京湾クルーズなどの可能性を調査している。

　夏のクルーズでは、ふなばしアンデルセン公園や旅館玉川など陸路を巡るコースも含めて運航。「今回は冬なので、クリスマスやお正月のイベントの一つとして、大規模な東京湾の情景を楽しんでほしい」と船橋市政策企画課の石黒さん。

　運航日は1月7日～9日。定員は各日共に当日先着100人。乗船コースは、9時＝千葉みなと旅客船桟橋発～10時10分＝船橋市浜町桟橋着。10時40分＝船橋市浜町桟橋発～11時50分＝千葉みなと旅客船桟橋着。料金は片道、大人＝500円、小学生＝250円、未就学児無料。荒天の場合は中止。乗り場や当日の運航状況は日本旅行のホームページで確認できる。