船橋駅南口から徒歩1分の場所に4月5日、大衆居酒屋「船橋酒場 ふなぞう」(船橋市本町1、TEL 047-424-2701)がオープンした。
市内前原東に本社を構える酒販売の「やつや」が経営する同店。以前は「炙(あぶ)り焼 麦酒酒場三代目山田屋」として約3年間、洋食メニューをメインに営業していた。今回のリニューアルオープンについて、「駅周辺に洋食の店も増えてきたこともあり、コンセプトを変えようということになって、毎日気軽にフラッと入れるような大衆的な居酒屋にしようということになった」と店長の永田誠さん。
約40坪の店内に75席を用意。20人着席可能の個室のほか、半個室のテーブル席も用意。ゆっくりと落ち着ける空間にちょうちんを配置し、店内で祭りの雰囲気が感じられる演出を施す。船橋の郷土芸能「ばか面おどり」の「ばか面」もディスプレーする。
メニューは飲食業界37年の経験を持つ永田さんが中心に考案。しらすおろし(180円)やニラ玉和え(290円)、ねぎま串(150円)ちくわ磯辺揚げ(300円)などの定番メニュー以外に日替わりメニューも用意。「なめろう」(480円)、「煮物」(300円)、「コロッケ」(180円)、「板さんおまかせ刺盛」(1,000円)などは仕入れによって素材を変えて提供する。
ドリンクメニューはビール、日本酒、酎ハイなどをそろえる。中でも「ふなぞうレモンサワー」(380円~)は女性客から人気が高く、これからの暑い季節には「レモンジュレサワー」「シャリっとレモンサワー」なども力を入れていくという。季節のクラフトビール(450円)は1年に3回のペースで変える予定。
店名の「ふなぞう」は「覚えやすくて、船橋にちなんだ名前にしたくて考えた」と永田さん。「お通しもないし、手頃な価格の一品料理をたくさん用意しているので若い人も気軽に来てほしい」とも。
営業時間は16時~23時30分(日・祝日は23時まで)。