新京成線三咲駅からふなばしアンデルセン公園に向かう県道288号沿いに「喰べ処なかしま」(船橋市みやぎ台3、TEL 047-407-2103)がオープンして約半年を迎えた。
店舗面積は約20坪、木を基調とした明るく家庭的な雰囲気の中、カウンター7席、堀りごたつ席16席。幼児用の椅子やクッションも用意する。
「赤ちゃん連れでも大丈夫」と店主の中嶋貞之さん(40)。
中嶋さんは新潟県糸魚川市の出身。高校卒業後に新潟や大阪、船橋などの日本料理店や居酒屋で修業を積んできた。8年前、船橋市に移り住み、昨年には自宅に近いみやぎ台に店を構え、夫婦で営んでいる。店名の「なかしま」は、糸魚川市で飲食店を営む中嶋さんの実家の屋号から付けた。
メニューは肉と野菜を中心とした和食がメイン。食材はできる限り千葉県産を使うように心掛けている。人気メニューは「豚の串焼き」(300円)や「手羽先のから揚げ」(600円)だという。
「本日のおすすめ」では旬の魚介なども扱い、冬には糸魚川産のメギス、春には新潟の山菜もメニューに加わる。「なかしまさんちナポリタン」(780円)も「隠れファンが多い」とも。
中でも、中嶋さんがこだわるのは糸魚川の地酒。米どころ新潟県の中でも糸魚川市内には酒蔵が多いという。「月不見(つきみず)の池」(猪又酒造)、「謙信」(池田屋酒造)、「雪鶴」(田原酒造)と、市内ではなかなか飲めない糸魚川の地酒を提供する。
営業時間は17時~23時30分。月曜定休。