船橋市運動公園(船橋市夏見6)に「海の日」の7月17日、プール施設がオープンする。
船橋市ではかつて、ふなばし三番瀬海浜公園に「三番瀬海浜公園プール」があったが、東日本大地震て被災。復旧にかかるコスト回収が見込めないことからプール再建を断念していた。このため、「船橋アリーナ」内にあるプールが唯一の市民プールという状態が長く続いていた。
船橋運動公園に新設したプールは、施設面積は1万4700平方メートル。プール水部分の面積は3570平方メートル、休憩エリア1万70平方メートルで、うち日除け部分が220平方メートルとなっている。駐車場は運動公園全体で678台。プール開設に合わせて298台分を新たに造成した。総工事費用は22億5899万円。
流水プールは千葉県の形をモチーフにし、一度に10人が滑ることのできる直線スライダーなども設けている。このほか、県内唯一のドーム型すべり台、回転すべり台、ターザンロープなどを設置。市内の小学生からアンケートを取り人気の高かった案を採用したという。
管理運営は、船橋市教育員会の体育施設管理事務所が行い、2017度のプール管理は「協栄」(東京都中央区日本橋)、プール監視は「オーディーエー」(横浜市中区)が担う。
利用料(3時間)は、大人=600円、大学生=390円、高校生=300円、小中学生=150円、未就学児無料。追加使用料は1時間ごとに基本利用料の半額。
営業時間は9時~17時(8月23日は休業)。9月3日まで。