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アンデルセン公園にデンマーク皇太子妃が 新遊具オープンのテープカットも

松戸徹市長とメアリー皇太子妃

松戸徹市長とメアリー皇太子妃

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 デンマーク王国のメアリー皇太子妃が10月10日、ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町)を訪れ、近隣の子どもたちや来園者約2000人の歓迎を受けた。

テープカットの様子(関連画像)

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 メアリー皇太子妃はフレデリック皇太子と共に日本・デンマーク外交関係樹立150周年を記念して10月8日に来日。デンマークのオーデンセ市と姉妹都市である船橋市をメアリー皇太子妃が訪れたのは、2005年以来の2度目となる。

 同公園の南ゲートにメアリー皇太子妃一行が到着すると、法田中学校吹奏楽部がマーチング演奏で歓迎し、松戸徹船橋市長が出迎えた。子どもたちがメアリー皇太子妃をデンマークの国旗を振って歓迎すると、皇太子妃は自ら子どもたちに近寄り、声を掛け、握手を交わした。

 船橋特別支援学校の齋藤典行先生は「子どもたちはずっと前からこの日を楽しみにしていた。お迎えする前に旗を振る練習をしたかいがあった」と話した。大穴在住の佐藤照子さんは「王妃は温和で気さくな方。来てよかった」と笑顔を見せた。

 皇太子妃一行は法田中学校吹奏楽部の先導で、同園で7日から開催中の「北欧フェア」会場へ移動。会場前の芝生広場では、八木が谷幼稚園の園児らと共に新しい遊具オープンのテープカットを行い、その後ニワトコの木の記念植樹を行った。ニワトコの木はデンマーク国民にはなじみがあり、初夏に白い花が咲き赤紫の実がなるという。

 「子ども美術館」では7日から開催中の「ラスムス クルンプ×ねぶた」を見学。ねぶた師北村俊一さんにねぶたの説明を熱心に受け、ねぶた作品の中にデンマークの人気絵本キャラクター「ラスムス クルンプ」を見つけると喜ぶ場面も。

 同美術館内で段ボール迷路、フェースペンティングなどを見学後、豊富小学校の子どもたちによる「親指姫」の演劇、高根小学校児童と高根神明社による神楽の演舞を鑑賞。

 分刻みのスケジュールの中、メアリー皇太子妃は笑顔を絶やさず人々の歓迎に応え、午後には多くの人が見送る中、同園を後にした。

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