肉と格闘とご当地キャラの祭典「ふなばしミートフェスタ&ボンバイエ2017」が10月15日、昨年に引き続き西武百貨店船橋店(船橋市本町1)カーニバル広場で行われた。主催はふなばしミートフェスタ実行委員会、協力は西武船橋店、特別協賛はスマイルデンタルクリニック、東洋住販。
同イベントは、それぞれ別に行われていた、プロレスイベント「FUNABASHI ボンバイエ」と肉の祭典「ふなばしミートフェスタ」が合同開催となり、今回で2回目。
会場は船橋市内外の飲食店による肉料理7店舗のミートフェスタブース、プロレス試合や地元船橋に縁のあるアーティストのライブステージ、子どもたちが参加するコマ大会や出演アーティストの物販を行うブースをそれぞれ展開。各店の距離は近く、来場者は購入した肉料理を頬張りながらステージを観戦した。
ミートフェスタブース出店は、普段イベントに出店しない店も含め、アジア料理ジェーン、冠(カム)、居酒屋ちょいちょい、まぐろ市、粉者、unLOC、レフリー島田の闘魂牛串など地元の人気店が出店。
会場には、男性客をはじめ、肉料理やご当地キャラの登場を楽しみにする家族連れやカップルの姿も見られた。主催者によると、雨の中来場者は約2000人に上ったという。
雨天ためプロレスメインイベントは中止になったが、ステージイベントは開催。船橋のご当地ミュージシャン「ザ・ナゲッツ」は雨天のため予定していた機材や楽器が全く使えず、急きょギター一本での弾き語りへと変更した。熱心なファンの勢いは変わらず、傘もささずステージに引き込まれる様子が見られた。
ステージでは15時ごろから「船橋ゴールデンプロレス」によるご当地キャラとのバトルが始まった。コント仕立ての試合運びに子どもたちも大人と一緒になり笑って観戦する様子が見られ、最後にはプロレスラーの火野 裕士選手が登場し、圧倒的な勝利劇に会場はさらに沸いた。船橋市在住の樽谷さんは「初めて来たがとても楽しい。おいしい肉料理を食べておなかいっぱい。プロレス試合やナゲッツのライブまで見ることができて大満足」と笑顔を見せた。
同イベント実行委員の7人は、船橋市の飲食店のアピールと互いのつながりを深めることを目的に開催を続けている。実行委員長の椎名康雅さんは「急きょ雨の中の開催となったためテントを増やした。肉ブースの各飲食店のお客さんがそれぞれ来て雨の中でも盛り上がっている。地元でのつながりがしっかりとあるからこそ」と話す。総合プロデューサー島田裕二さんは「プロレスになじみのない老若男女、どんな人にもプロレスを見てもらえるのがこのイベントの醍醐味(だいごみ)」と、うれしそうに話した。