JR船橋駅南口から徒歩3分ほどの仲通り商店会に「鶏そば どりどり DORIDORI」(船橋市本町4、TEL 047-426-6788)がオープンして約1カ月が経過した。
同店は国道14号近くの駅前通りにあった「麺屋あらき 竈の番人」が移転、店名やメニュー、コンセプトも変えてオープンした。「麺屋あらき 竈の番人」は本格豚骨魚介スープが人気でファンも多かったが、「鶏そば どりどり」は濃厚鶏白湯スープ、比内地鶏スープがメインとなっている。
店主荒木康勝さん(40)は2001年からラーメン店を営み、同店の隣に位置する「戯拉戯拉(ぎらぎら)」と西船橋に「麺屋あらき 竃の番人外伝」を展開している。「麺屋あらき 竈の番人」は2005年から営業を続けていたが、建物の老朽化のため移転を余儀なくされたという。「戯拉戯拉」の隣が空いたため、移転リニューアルした。
店名の「どりどり」は鶏そばがメインであることと、隣の店の「ぎらぎら」と合わせて覚えてもらいやすいように決めたという。店舗面積約12坪の店内には、1階に5席、2階に11席を用意。白い壁と木目調のテーブルを採用し、明るく清潔感のある雰囲気にした。
スープは、国産鶏と香味野菜を長時間強火で炊き上げた「濃厚鶏白湯スープ」、比内鶏のガラを炊いた「比内地鶏スープ」、京都から取り寄せているかつお節を使った「鰹出汁(だし)」の3種を用意。自家製の麺は、スープに合うようにストレートの中細麺を使っている。
メニューはそれぞれのスープを使った「鶏白湯ラーメン」(780円)、「特性鶏白湯ラーメン」(980円)、「比内地鶏の塩ラーメン」(700円)、「超濃厚鶏鰹つけ麺」(800円)など。どりどり丼やネギ塩チャーシューご飯などのセット(200円)も。味玉や青ネギ、メンマなどのトッピングも可能(100円~)。
調味料は黒こしょう、黒七味、フルーツ酢、おろしニンニク、おろし生姜を用意。リンゴとレモンから作るオリジナルのフルーツ酢は女性客からの要望で用意することになったという。
「移転を機に新たなスープを研究した。2階もあるので、お一人でも気軽に」と荒木さん。
営業時間は11時~24時。