東武百貨店船橋店(船橋市本町7)イベントプラザで11月5日、「船橋珈琲(コーヒー)フェスティバル2017」が開催された。
「コーヒーで笑顔あふれる街を」をスローガンに、船橋を中心とするコーヒー店8店舗、フード3店舗が出店した。
参加店舗は、コーヒー=「喫茶いずみ」(夏見台1)、「magome coffee project」(馬込西1)、「Kakuya Coffee Stand」(西船4)、「BROWN SOUND COFFEE」(習志野市津田沼)、「YuBel」(本町4)、「アダチコーヒー」(本町2)、「RUDDER COFFEE」(2018年2月に出店予定)、「CAFEふくろう」(八千代市八千代東)フード=「菓子工房アントレ」(海神6)、「8daysCereal」(海神5)、「ベーカリーハイジ」(白井市冨士)。
コーヒーの抽出技術の世界一を競う「ワールドブリュワーズカップ」で、2016年にアジア人初となる世界チャンピオンに選ばれた粕谷哲さんによる「おいしいコーヒーの淹(い)れ方教室」も開かれた。湯量を分割して入れる新しい抽出理論「4:6method」の説明に大勢の人が耳を傾け、粕谷さんが入れたコーヒーを味わった。
各店一押しのコーヒー試飲が飲み放題になる「コーヒーパスポート」購入者が投票して決める「2代目船橋珈琲王者決定戦」も開催された。各店舗のバリスタがハンドドリップで直接入れたコーヒーを飲んで投票する形式で、昨年に続き「喫茶いずみ」が王者に輝いた。
今回初めて来場したという市内在住の樽谷由利子さんは「コーヒーを1日でこんなにたくさん飲んだのは初めて。違いがあることがよく分かり、自分の好みが明確になった」と感想を話した。