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船橋西武で「船橋珈琲フェス」 飲み比べで船橋コーヒー王座決定戦も

コーヒーを入れる実行委員長の梶真佐巳さん

コーヒーを入れる実行委員長の梶真佐巳さん

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 船橋市内と近郊に店を構える7人のバリスタが一堂に会し、コーヒーの飲み比べができる「船橋珈琲(コーヒー)フェスティバル」が10月22日、西武百貨店船橋店(船橋市本町1、TEL 047-425-0111)で行われ約3000人が来場した。

会場の様子

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 今回が初開催となる同イベントは「船橋をコーヒーの街にしよう」をスローガンに、実行委員会組織「船橋珈琲タウン化プロジェクト」が企画した。実行委員長は「ドトールコーヒーショップ船橋駅南口店」代表の梶真佐巳さんが務める。

 同日は、実行委員会メンバーのバリスタ7店舗による豆、焙煎(ばいせん)の違いを体験できるコーヒーの飲み比べ、各バリスタが入れるハンドドリップコーヒーの提供、ビギナーからセミプロまで幅広い層が楽しめるコーヒーセミナーを軸に、コーヒー豆やグッズも販売した。

 各店ブースではバリスタが得意とする抽出方法でコーヒーを提供。イベント開始から多くの人が並び終了予定時間の17時を過ぎても列が途絶える気配が見られなかった。

 コーヒーセミナーでは、初心者向けの「初めてのペーパードリップ講座」「コーヒーデビュー(小学高学年)」から上級者向けの「究極のペーパードリップ」まで6講座を提供。各講座とも、ほぼ定員に達した。

 飲み比べでは、7店舗それぞれの特徴を感じられるように、同じ量、同じ温度、同じタイミングでの抽出で提供できるようにした。前売り500枚限定のチケットは当日までに約450枚を販売。50枚は当日券として昼過ぎには完売。飲み比べ用に用意した豆が無くなるまで提供した。

 飲み比べ後には、オリジナルの「コーヒー豆シール」を各店の樹を模した投票ポスターに貼り、最も大きなコーヒーの樹が完成した店が初年度のチャンピオンになる方式で人気投票が行われた。初年度のチャンピオンに輝いた「喫茶いずみ」の伊藤拓史さんは「普段から支えてくださっているお客さま、この場を与えてくれた実行委員会の皆さんのおかげで結果を出すことができた。うれしい」と喜びを表した。

 会場を提供した西武百貨店船橋店の担当薄井さんは「今後も地元との接点を増やして地域に貢献していきたい」と話す。

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