新京成電鉄で夏から期間限定で運行していた「ふなっしートレイン」のラストランイベントが1月15日に行われた。
ふなっしートレインはふなっしーの地上降臨5周年に合わせて昨年夏から始動。ふなっしーとファミリーがプリントされたステッカーを貼りデザインした車両は、ファンだけでなく地域住民や鉄道利用者からも支持を受けてきた。
当初は2017年12月末で運行を終えるはずだったが期間を延長し、今年1月16日の午前中で役目を終えることが決定。別れを惜しむファンらのためにラストランイベントが行われた。
イベントは、くぬぎ山から新津田沼に乗車する往路、新津田沼駅からくぬぎ山までの復路でふなっしートレインに乗車し、ふなっしーやファミリーと触れ合うもの。チケットを購入した往路165人、復路165人の往復合計330人が参加した。チケットはふなっしーLANDの公式ウェブショップで販売され、すぐに売り切れになったという。
ラストランイベント復路の終着駅となったくぬぎ山駅には、到着を待つファンの姿があった。チケット購入がかなわなかった人に加え、往路のチケットで乗車した人も早い電車で戻ってきたため、ホームは多くの人で混雑を見せた。
この日は全国からファンが集まり、朝早くからふなっしーゆかりのスポットを観光して回るなど、船橋を楽しんだという。鳥取県から来た女性は、船橋市地方卸売市場内にある市場カフェで「しゃくれコーヒー」を飲み、「これからロフトの梨神様神社にも寄る」と話していた。