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市立船橋高校第3体育館がお披露目 体操や吹奏楽など強豪練習にも活用

体育館外観

体育館外観

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市立船橋高校(船橋市市場4)で約1年半にわたって工事をしていた第3体育館が完成し、1月23日、報道陣向けの内覧会が行われた。

体育館内の様子(関連画像)

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 第3体育館は2016年4月~2017年12月に建て替え工事を行い、総工事費用26億1,350万2,000円かけて完成。床面積は1階部分の体操用体育館が約378坪、地下2階の多目的ホールが約295坪。鉄筋コンクリート造りで地上2階、地下2階という構造。

 旧体育館は1960(昭和35)年に落成。老朽化と耐震の問題で2014年から新第3体育館の新築計画が立ち上がった。施工事業者は、新築工事が日本国土・京葉都市特定建設工事共同企業体。機械設備工が朝日・ケイハイ特定建設工事共同企業体。電気設備工事はケイハイ。工事管理委託を教育施設研究所で実施。

 1階体育館部分は、オリンピック候補者を多く輩出している体操部の練習で主に使用、一般生徒の体育授業でも使われるという。体操フロアのほかに部室として3室を用意。国際大会の基準を満たす照明器具や、空調、体操器具などを完備しているが、天井の高さが不足しているため、高校レベルの大会は開催できないという。

 体操器具は、床、鉄棒、平行棒、あん馬、つり輪、跳馬、助走路・跳躍板、ピット、タンブリングトランポリン・タンブリングパネル、ピットトランポリン、着地マットなどを装備。すべて国際体操連盟公認のものをそろえている。

 地下2階部分は、防音壁を配備した多目的ホールとして活用。放課後は、吹奏楽部の練習に使用されるほか、バドミントン部、バレー部、ダンス部なども第1・第2体育館と交代で練習に使う。

 約1200人を収容する全校集会や、400人余りの各学年集会でも活躍する。水脈が地下1.5メートルに流れているため、地下部分は特に湿気対策の空調設備が充実。可動式の座席400席を配し、研究室のほか防音壁を備えた多目的室が3室ある。

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