![トランペッターのエリック・ミヤシロさん](https://images.keizai.biz/funabashi_keizai/headline/1518591057_photo.jpg)
船橋アリーナ(船橋市習志野台7)で2月11日、「千人の音楽祭」が行われた。 主催は船橋市。
今年で25回目となる同イベント。11月15日から始まった観覧募集には、定員の2000人を超える応募があり、抽選となる人気ぶりを見せた。
指揮者は昨年に続き、和田一樹さんが務めたほか、船橋市出身のソリスト・渡部菜津美さんや、船橋市内の小学生から大人で結成した管弦楽団と合唱団が出演。ゲストに世界的トランペット奏者のエリック・ミヤシロさん、司会は千葉県を拠点に活動する歌手としても知られる横洲かおるさんが担当した。
ベートーヴェンの「交響曲第9番」終楽章でスタートしたオープニングに続き、船橋市や市川市を拠点に活動している「郷嵐會」による和太鼓演奏、公募で集まったメンバーと「林静誠とシーフレンド楽団」メンバーで結成した「Funabashi 80th Anniversary Band」による演奏、船橋市内の小中学校20校から600人以上の児童生徒で結成した小中学校合同吹奏楽が演奏した。
一般公募で集まったメンバーによる「ふなばしハッピーゴスペル」、船橋市三曲協会と一般公募のメンバーによる箏(そう)や尺八などの邦楽演奏、八栄小学校と法田中学校によるマーチング、市内小学校6校と中学校7校の合同オーケストラ、市内小学校7校の合唱部による「未来の宝ステージ~小学校合同合唱~」も会場を盛り上げた。
オープニングとフィナーレの指揮を務めた和田さんは「今回は和楽器も取り入れ、子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで楽しめるプログラムを考えた。みんなに楽しんでもらいたい」とあいさつ。
船橋吹奏楽団・船橋市交響吹奏楽団・アルファモニック吹奏楽団と一般公募のメンバーで結成した「ふなばし千人吹奏楽団」によるグランドフィナーレは、「音恋知新~伝えるべきもの 80th anniversary~」と題して9曲を演奏した。グランドフィナーレには約500人が参加。小松優一さん、藤崎明香さん、横州かおるさん、西田裕祐さんの歌と、エリック・ミヤシロさんの演奏で会場はさらに盛り上がりをみせた。
今回はミュージックストリートが台風で中止となったため、ミュージックストリートに出場予定だった4組の歌い手が「船橋ドドンパ」を熱唱。盛況で幕を閉じた。