船橋市西図書館(船橋市西船1)のギャラリーで現在、プロ野球チーム「千葉ロッテマリーンズ」の巡回展を開催している。
同館所蔵の浮世絵などの歴史資料を展示するために設けた同ギャラリー。
船橋市は昨年、地域振興に取り組む「フレンドシップ協定」を千葉ロッテマリーンズと締結。今回の展示に至った。千葉ロッテマリーンズによると、図書館での企画展開催は今回が初めてという。
会場には、選手が実際に使ったバットやユニホーム、写真パネルなど約100点を並べるほか、試合のダイジェストムービー、選手への応援メッセージを壁に貼られた用紙に記入するコーナーも備える。
同館職員の岩佐真吾さんは「これまでに、ラグビーチーム『クボタスピアーズ』の展示を行ったことがある。スポーツチームと公立図書館という、一風変わった展示をすることで、普段図書館に来ることのない人にも来てもらいたい。今後もいろいろな展示や講座を企画し、さまざまな情報を発信していければ」と話す。
2月25日は、元プロ野球選手で現在千葉ロッテマリーンズ・ジュニアチーム監督を務める武藤一邦さんによる講演を行う。開催時間は14時~16時。入場無料。申し込みは、西図書館1階総合カウンターか電話(TEL 047-431-4385)で受け付ける。
千葉ロッテ展は3月4日まで。3月7日~3月30日は船橋アリーナ(習志野台6)でも同様の展示を行う。