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船橋・京成大久保駅近くに創作料理店「かをり本丸」 薫製料理メインに

店舗スタッフ

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 京成大久保駅近くに2月3日、創作料理店「喰薫酒房 かをり本丸」(習志野市大久保1、TEL 050-1033- 2812)がオープンした。

週替わりランチ(関連画像)

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 店主の丸山邦俊さんは長野県小県郡長和町出身。大学進学を機に上京し、これまで飲食業界で修業を行ってきたという。独立に当たり、八千代市周辺で物件を探したという。

 丸山さんは「料理の香りを楽しみ、薫製料理に合うお酒も楽しんでほしい」と話す。店名の「本丸」は城をイメージして名付けたという。「二の丸、三の丸と店舗を増やしていけたら」と丸山さん。

 店舗面積は15.5坪。席数はテーブル席24席、カウンター席6席。店内の壁には、「西洋の城」をイメージしたという黒い鉄製の柵を飾りれ、カウンターには、2年がかりで熟成させたという自家製の大きな骨付きロースハムの薫製をつり下げる。時期により薫製の種類は変えるという。

 メインメニューの薫製は、肉類をはじめ、卵やチーズもそろえる。このほか、「香りにこだわった」という自家製の「わら焼き」「炭火焼き」なども用意する。「わら焼き」は船橋市場で仕入れたカツオなどをわらにのせて高温で一気に焼いた物。備長炭で仕上げる「炭火焼き」は、長野県産のシカ肉、国産のダチョウ肉などを使う。長野県上田市固有の「美味(おい)だれ」で食べる焼き鳥もメニューに並ぶ。

 丸山さんは「シカ肉やダチョウ肉は高タンパク・低脂肪で、ヘルシー」と話す。メニューには、素材を生かした野菜やチーズ、豆腐などの漬物もそろえる。丸山さんは「故郷では、子どものころからわら焼きや炭火焼きは身近だった」と話す。「どこか昔懐かしい、炭火やわら焼きの香りを楽しんでほしい。当店ならではの料理を味わって頂ければ」とも。

 ランチタイム(11時~14時)は、パン、白米、発芽玄米から1種類と、サラダ、スープ、コーヒーまたは紅茶を付けた週替わりランチ(880円)を用意する。ティータイム(14時~17時)は、「韃靼(だったん)そば」粉を使ったガレットなどの手作りデザートと飲み物のセット(530円)を用意する(以上、税別)。

 営業時間は11時~23時。

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