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ネット検索でヒットしない船橋の幼児教室、開設から20年

幼児教室の様子

幼児教室の様子

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 船橋の住宅街の一角にあえる「ホサナ園こども教室」(船橋市海神町2、TEL 047-433-0401)が4月で開設から20年目を迎える。

みんなで記念撮影(関連画像)

 同教室は2歳児限定の幼児教室。広告やネットで一切、情報公開していないため、住所や電話番号などの情報は通っている母親たちの口コミだけ。

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 代表の浜口恵美子さん(69)は、大手幼児教室で子どもの指導に20年以上携わってきたベテラン。 レッスンは浜口さんと娘の晴恵さん(42)の2人で行っている。

 カリキュラムは、季節に合ったテーマで工作を行う「制作遊び」、買い物をしながら数を学ぶ「知育あそび」、紙テープを使ってクモの巣に見立てた「科学あそび」など約140種を用意。全て親子で楽しむ遊びをベースに構成している。

 「幼児教室の指導に携わっている時から、育児に関する多くの悩みを聞いてきた。企業のカリキュラムの枠にとらわれず、子どもの成長を手助けしながら、お母さんたちの心の支えになれるような場所を作りたかった」と浜口さん。

 「最近はネットが普及しているので情報もすぐ手に入るが、だからこそ家にこもりがちになってしまうお母さんも多い。本当にこの場所を必要としてくれる人に利用してほしいので、ネットに情報を出さず少人数制にこだわった」とも。

 海神町にあった幼稚園「ホサナ園」が閉園することをきっかけに、卒園児のためにこの場所を継続させていきたいという思いから園名を引き継ぎ、幼児教室という形でスタートした。

 おやつの時間に、浜口さんが母親に向け育児の話をしたり悩み相談も行ったりしている。子どもの通う習い事という枠を超え、母親同士で悩みを分かち合い、子どもにとっては幼稚園に入る前の集団生活の基礎を学べる場となっている。浜口さんは「この教室が、精いっぱい子育てを頑張るお母さんに、少し肩の荷を下せる場所となれば」と話す。

 3月30日には無料体験説明会を行う予定。10時30分~12時。要事前申し込み。